2018年10月18日木曜日

プライベートIPアドレスとは

IPアドレス(Internet Protocol Address)というのは、ネットワークに接続をされている機器同士が通信を行うための住所のようなものです。IPアドレスを持たない機器(パソコン、サーバ、ネットワーク機器)は通信を行うことができません。
※これは非常にざっくりとした説明で、OSI参照モデルの第3層だけの話ではあります。

インターネットに接続されている機器が全てIPアドレスを持てばそれはそれで良いのですが、例えば家や会社の中で使うパソコンなどは、インターネットにアクセスすることはあってもインターネットからアクセスされる必要はありません。(逆にセキュリティを考えると、インターネットからパソコンにアクセスできるのは危ないですよね。)また、全てのパソコン等々の機器に一意なIPアドレスを割り振ろうとすると、IPアドレスが足りなくなってしまいます。そんなわけで、閉ざされたネットワークで利用するIPアドレスというのが設定されています。これがプライベートIPアドレスです。

IPv4ではプライベートアドレスとして、以下の3つが用意されています。

・10.0.0.0/8
 利用できるアドレス:10.0.0.0~10.255.255.255
・172.16.0.0/12
 利用できるアドレス:172.16.0.0~172.31.255.255
・192.168.0.0/16
 利用できるアドレス:192.168.0.0~192.168.255.255

これ、結構間違えて使っている環境とかを時々見ます(192.16.1.0/24とかにしちゃったり)。気をつけましょう!

【参考になりそうなサイト】
プライベートネットワーク Wikipedia
IPアドレスとは?をわかりやすく解説します カゴヤのサーバー研究室

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